原付旅完全マニュアル③〜カーナビ〜

 

はじめに

長距離を走る原付旅で必要不可欠なものがナビアプリです。

私は、「Yahoo!カーナビ」と「Googleマップ」をそのときの状況に応じて適宜使い分けています。どちらも大変素晴らしいアプリなのですが、やはり使いやすい点、使いにくい点というものはどうしても生じてしまいます。

そこで、各アプリが持つ一長一短を解決するために、2つのナビアプリを併用することにしました。

本記事では、私が普段から愛用している「Yahoo!カーナビ」と「Googleマップ」について、メリット・デメリットを挙げていこうと思います。

なお、あくまで原付旅を対象としたものなので、車を運転する方にとってはあまり参考にならないかもしれません。

Yahoo!カーナビ」のメリット・デメリット

メリット
  • 信号が表示されるため、曲がる箇所が分かりやすい。
  • レーン案内が表示されるため、直進したい場合に左折専用レーンに迷い込むことを回避できる。
  • 道の混雑状態と、それにより遅延する時間をかなり正確に把握できる。
デメリット
  • 道を間違えた際のリカバリー(再検索)が遅い。
  • 目的地検索の自由度がかなり低い。候補(登録スポット数)が少ない上に、できるだけ正確なスポット名を入力する必要がある。
  • 原付の場合、下道を通る必要があるが、有料道路に案内されてしまうことが稀に起こる。(Googleマップの場合、有料道路を検索条件から除外すると、これでもかというくらい下道を案内してくれる)
  • 地図に周辺の施設情報などが表示されず、かなりシンプルである。そのため、登録されていないスポットを検索する際に、代替キーワードとなるスポットを地図上で探すことが困難。
  • 左折レーン、右折レーンの案内が遅い。

Googleマップ」のメリット・デメリット

メリット
  • 目的地検索の自由度が高い。「ご飯」のようにかなり大雑把な検索ワードでも、多くの候補を表示してくれる。
  • Googleユーザーが大多数を占めることもあり、目的地検索をした際の情報が膨大。具体的には、現地の写真や口コミ、営業時間、かなりマニアックでマイナーなスポット情報など。
  • 道を間違えた際のリカバリー(再検索)が迅速。
  • 検索条件から有料道路を除外すると、必ず下道を案内される。かなり狭い道を案内されることもあるが、原付にとっては全く問題ない。
  • 航空写真やストリートビューを利用することにより、道路や風景のイメージがわきやすい。
  • 地図上の情報が多い。
デメリット
  • 信号が表示されないため、曲がる位置が分かりにくい。
  • 走行中に、現行のルートより早く到着するルート候補を提示してくれるときがあるが、125cc以上限定の道路が多いため、原付の場合はあまり選択しない方がよい。また、提示のポップアップを消去するために画面を触らなくてはいけないため、基本的にはいまいちな機能である。

まとめ

いかがだったでしょうか。一見すると、Googleマップの方がメリットが多く、便利なように思えますが、信号が表示されない点などは走行する上では大きなデメリットになってしまうと思います。しかし、両者を併用すれば、お互いのデメリットをある程度相殺できるため、場面に応じて上手く使い分けることが重要になってきます。

ちなみに私は、基本的にはYahoo!カーナビを利用しており、下調べをするときや、どうしても有料道路に案内されてしまうとき、目的地が候補に存在しないときなど、詳細な情報が求められる場面でGoogleマップを利用するようにしています。

これらは好みの問題だと思いますので、実際に使用してみて、併用するのか、どちらか片方だけ使うのか、決めていただければと思います。

では、また次の記事でお会いしましょう。