王道K-POPとMAMAMOO

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

「好きなMAMAMOOの楽曲10選」を挙げていきたいと思う。MAMAMOOはK-POPにおいて、かなり個性的な特徴を持つ4人組グループである。個性的な特徴と言うからには、他の多くのグループに共通する傾向がMAMAMOOには見られないということを、まずは説明しなければならない。

一般的に、K-POPはレベルが高いと言われることが多い。確かに、楽曲の音質は良いし、世界の流行もいち早く取り入れている。また、ヴィジュアル、歌唱力、ダンスについても、どのグループも大変クオリティの高い仕上がりとなっている。しかし、別の見方をすれば、これこそがK-POPの弱点となってしまっている事実もあるのだ。

つまり、どのグループも、同じような「クオリティの高いグループ像」を目指すあまり、差別化を図ることが難しくなってしまったのだ。同じような方向性のグループが大量に存在することにより、せっかくのクオリティの高さが「王道」に成り下がってしまったということである。

また、K-POPの風習で、リップシンクというものがある。簡単に言えば口パクだ。K-POPでは、パフォーマンスの際に、予め歌唱が録音された音源を流し、その音源に被せて歌を披露する、もしくは口パクでパフォーマンスをする習慣がある。勿論、激しいダンスをしながら難易度の高い楽曲を歌うことの難しさは分かるのだが、逆に、わずかなピッチのずれも顕著になり、クオリティを下げてしまっているような気がするのだ。さらに、楽曲の音域が、メンバーの音域に適していないことが多く、歌が上手いと評判のメンバーでさえ、実力を出し切ることができていないという傾向もある。

このような実態を考えると、グループのメンバー一人ひとりの個性を軽視し、グループ全体としてのクオリティの高さを求めるがあまり、パフォーマンスに自由度や余裕がなくなってしまっているように思えてならない。

以上が、多くのグループに見られる傾向であり、次に、比較対象のMAMAOOについて説明していく。

上記に挙げた傾向と比較して、MAMAMOOの特徴と言えるべき点は、メンバーの個性を生かしたパフォーマンス、そして、クオリティのスタンダードをメンバー個人に委ねている点である。

多くのK-POPグループでは、グループ全体として、ダンスや歌唱にいかにまとまりがあるかが重視される傾向がある。一方で、MAMAMOOは、どのメンバーも十分な歌唱力を持ち合わせており、声質や得意とするジャンルも各々異なっているという特徴がある。つまり、メンバー個人のパフォーマンス力をいかんなく発揮できる稀有な実力派グループであるのだ。

このように、メンバー個人のパフォーマンス力が高く、歌唱力も安定しているため、被せの音量も他のグループに比べて控えめであり、アドリブや歌詞のミスといった、純粋に音楽を楽しむ姿勢や、人間らしい一面を見られる点もMAMAMOOならではの特徴である。

また、ヴィジュアルやダンスについても、グループとして一定のクオリティを設けているわけではなく、メンバー個人が、各々のスタンダードに従って、自然に表現をしている点も他の大多数のグループには見られない特徴である。このような現代風な考え方は、ファンの共感を得やすく、どこか高嶺の花であったK-POPアイドルを身近に感じることができるという点で、大変革新的なスタンスであるといえる。

以上が、冒頭に述べた「MAMAMOOはK-POPにおいて、かなり個性的な特徴を持つ4人組グループである」という言説の根拠である。

随分と前置きが長くなってしまったが、書いているうちに疲れてしまったので、前置きだけで記事を書くのを終えることにする。最後に、「好きなMAMAMOOの楽曲10選」を挙げて、この記事の締めとする。ではまた。

好きなMAMAMOOの楽曲10選
  • You're the best

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  • I love too

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  • Love Lane

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  • Wind flower

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  • Better

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  • Yes Iam

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  • Girl Crush

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  • woo hoo

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  • High Tension

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