叫ぶとはこういうこと

今週のお題「叫びたい!」

「叫びたい!」と思うときなどあるのだろうか。私はない。しかし、「今週のお題」になるくらいだから、多くの人にとってはなじみ深いお題なのだろう。

今週のお題」の説明を読むと、「幸せいっぱいで叫びたいこと」「ストレスを発散するために叫びたい!」が例として挙げられている。幸せいっぱいなときや、ストレスを発散したいときは私にだってある。なるほど。世間の人はこのようなときに叫んでいるということか。

しかし、一体いつ、どのように叫ぶのだろうか。仮に私の友人が幸せいっぱいな状態にあるとして、いきなり隣で「幸せ!あああああああああああああああああああ!!」などと叫ばれた日にはもう絶交である。だってどう考えても変じゃないか。とはいえ、私は今までこのような場面を経験したことがないので、もしかすると他人がいるところでは叫ばないのかもしれない。

なるほど。叫ぶときは周囲に人がいないとことで、1人で叫ぶのだろうということがなんとなく分かった。では、次の問題は叫び方である。先ほど例に挙げた、「幸せ!あああああああああああああああああああ!!」というのは、自分で書いておいてなんだが、正直現実的でないように思える。だって、「あああああああああああああああああああ!!」と叫んだところで、何か自分にとってプラスなことがあるとは思えないじゃないか。せっかく叫ぶからにはそれなりのメリットが必要である。「今週の話題」の説明で挙げられていた例から考えると、叫ぶ目的は、自分の気持ちをポジティブにする、もしくは、既にポジティブな気持ちを促進することであると分かる。

そうなると、叫ぶことで思わずクスッとしてしまったり、ガハハと大笑いしてしまうことが叫びのベストであると考えられる。では、この考えをもとに、「幸せ!あああああああああああああああああああ!!」を添削してみよう。

「しああああああああわせ!!」「しいいいいいいあわせ!」「しいいいいあ!わせ。」「しあわ。せ!!!!」

こんな感じだろうか。添削する上で重視した点は、変なタイミングで叫びを入れる、もしくは、変なタイミングで叫び、かつ、テンションの落差をつける、の2点である。これを読んでいる皆様には是非、序盤に挙げた「幸せ!あああああああああああああああああああ!!」と、今回添削したものを、それぞれ実際に叫び、どれくらい差があるかを試していただきたい。恐らく、後者の方が圧倒的にポジティブな気持ちになれるはずである。

私は、今まで叫ぶということをやってこなかったが、「今週のお題」を通して、叫ぶことのメリットがなんとなく分かったような気がする。これからは、どんどん叫んで、ポジティブな人生を送ろう、そう固く決意したところで、本記事の締めとさせていただく。

それえええええええええええ!で。わ!!!!ま。た!!!