サボテンのように振る舞う人、いますよね

今週のお題「サボる」

「サボる」、耳で聞いた感じだと「怠ける」という意味の、いわゆるサボタージュを動詞化させた言葉が思い浮かぶ。耳で聞いた感じだとと書いたが「サボる」とは本来そういう言葉だ。しかし、意外と文字で見る機会があまりないせいか、どうも耳で聞いた際の本来の「サボる」とは異なる言葉のように思えて仕方がない。

「サボ」という文字面を見て、「サボタージュ」が第一に思い浮かぶ人はどれくらいいるだろうか。おそらくいないだろう(多分いる)。私にとって「サボタージュ」という言葉は、日常生活で使用した記憶がない程度にはマイナーな単語である。きっと皆さんもそうだろう(多分違う)。

では、私が「サボ」という文字面を見てまず思い浮かべる単語は何なのか、ずばり「サボテン」である。

そういうわけだから、今週のお題である「サボる」という文言を見たときは、なんとなくサボタージュのことだとはわかっていても、サボテンを動詞化した「サボる」という珍しい言葉がお題なんだなという印象を受けたのである。

正直、サボテンを動詞化した「サボる」という言葉は聞いたことがないが、おそらく、サボテンのように振る舞うことという意味なのだろう。

私の思うサボテンのイメージは、トゲトゲしていて、触るもの皆傷つけるというややネガティブなものである。サボテンについての知識をあまり持ち合わせていないため、この程度しか思い浮かばないわけだが、それではサボテンに失礼であるので一応中身の部分も調べてみる。ここでいう中身の部分とは人間でいう性格のようなもの、つまり植物でいう花言葉である。

サボテンの花言葉は、「枯れない愛」「燃えるような愛」「秘めたる情熱」らしい。正直、「溢れ出る憎しみ」や「傷つける喜び」のようなものを想像していたため、意外な結果となり驚きが隠せない。

上記を整理すると、サボテンとは、内側には秘めたる情熱や愛情を持っているのに、つい反抗したり攻撃的になってしまう植物ということができる。また、サボテンのように振る舞うことを意味する「サボる」もそのようなツンデレ的な意味合いであると考えられる。

なんだ、ただの思春期真っ最中じゃないか。

ようやく文字面で見る「サボる」の意味が解明できたところで、これ以上書くのは面倒くさいというサボり感情がもくもくと湧き上がってきた。こうなってしまうともう終わりである。私のサボり経験やサボり癖のある友人の面白話については、またいつか記事にするとしよう。

ではまた。