加藤茶なんて言わせない

今週のお題「好きなお茶」

好きなお茶という質問に間髪入れず答えられる人はどれくらいいるだろうか。烏龍茶、麦茶、緑茶といった王道茶はなんとなく答えたくないし、玉露やほうじ茶、抹茶は緑茶に分類されると聞いたことがあるので、結局王道茶を答えることになってしまう。

正直、本来は日本のレジェンドコメディアンである加藤茶についての記事を書く予定だった。しかし、色々調べていくうちに、彼の偉大さや人間としての深みを再認識し、「好きなお茶は加藤茶!」などとヘラヘラしながら言っている自分が恥ずかしくなってしまった。そこで、少し姿勢を正し、反省の意も込めてお茶について真面目に調べてみることにした。

参考にしたのは、下記のサイトである。なお、私はお茶について一切の専門知識を持ち合わせていないため、とりあえず下記サイトの内容を信じてみるというスタンスであることをご了承いただきたい。後々、他の文献やサイトにも目を通してみるつもりである。

shop.senchado.jp

「お茶を大まかに3つに分けると、緑茶、烏龍茶、紅茶となり、それらは茶葉の発酵(酸化)具合によって分類される」。いきなり衝撃である。緑茶や紅茶はなんとなく様々な種があることは知っているため、大分類レベルの扱いであることにも納得できるが、ここに烏龍茶が肩を並べていることが衝撃である。アイスで例えるなら、バニラアイス、フタバ食品のSACREレモン、チョコアイス。このうちフタバ食品のSACREレモンは明らかに大分類としては相応しくないように思えるが、烏龍茶が認められるのならそれも有りなのかもしれない。

そしてもう一つ衝撃を受けた点。それは、上記の3分類が茶葉の発酵(酸化)具合によって決まるという点である。りんごとぶどうのように、まるきり製法が異なるものだと思っていたが、どうやら根本は共通しているようだ。

となると、緑茶が緑色で、烏龍茶や紅茶が茶色である理由も納得できる。私は以前京都の大学に通っており、ある講義でご当地であった玉露について学習する機会があった。確かそのときは、濃い緑色の茶葉に少しずつお湯をかけ、蒸しながら旨味を出すということを教わった覚えがあるが、これは、発酵(酸化)という過程がない緑茶ならではものであったのか。当時は、何も考えず講義を受けていたが、思わぬタイミングで伏線を回収できた感じがして嬉しい。嬉しくてほくほくである。ほくほくなのでここらへんでこの記事を書くのもやめてしまおう。

では、バイ茶〜。